【レビュー】『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』(イルセ・サン)
こんにちは。ふしぎちゃんこにゃべです。
はじめに
・敏感で生きづらい、
・気を使いすぎて疲れやすい、
・人といるのが疲れると感じてしまう自分に嫌気がさす。。
そんな方は「敏感な人、HSP(Highly Sensitive Person)」かもしれませんね。
かくいう私も、HSP。
自分がHSPだなんて気づかなかったのですが、
(そもそもHSPという言葉すら知りませんでした…)
適応障害と診断された後、
「なぜ、こんなに生きづらいのか!」
とほとほと自分に嫌気がさし、その原因を調べていくうちに、
「HSP」という単語にたどり着きました。
調べてみると書籍もたくさんあります。
この記事では、
『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』
(イルセ・サン/株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン)
から紹介します。
目次
良かったポイント3つ
読んでよかったと思えたポイントは以下3つ。
- 内向的な人と敏感な人の特徴がわかりやすく説明されている
- 自分を守るヒントが書いてある
- 実行可能なアドバイスをくれる
1.内向的な人と敏感な人の特徴が分かりやすく説明されている
外交的な人との対比を踏まえて内向的な人や敏感な人の特徴を説明しているので、
自分や自分の周りの人に置き換えて考えることができ、理解がしやすいです。
一重に外交的な人、内向的な人と分けられるものではありませんが、
著者のイルセ・サンさんは、
自分とは異なるタイプの人の特徴を知ることで、この世界にこんな多様な考え方や生き方があるとも気づかされますし、そして何より、他の人が自分と別の反応を示すのは、相手や自分に問題があるからではないということもわかるはずです。(『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』イルセ・サン、p29)
と、述べています。
私は内向的で敏感なタイプで、
人と関わるととても疲れます。
それは、
「こんなこと言ったら相手は傷つくだろうな」
とか、
「こんなことしたら怒られてしまう」
といったような、自分の勝手な思い込みが原因だと思います。
この自分の考え方のクセを知ることができたことでとてもラクになりました。
2.自分を守るヒントが書いてある
外交的なことがいいこと、と思い込んでいた私は、
外交的な性格になるために有効なアドバイスが書いてあるものと思っていました。
しかし、
この本には内向的な人を批判する言葉が一つもなく、
外交的な部分を伸ばす、といった無理なアドバイスもないのです。
内向的で敏感な人が、自分を無理に曲げることなく、周囲の人々に失礼のない範囲でできることが書いてあるのです。
3.実行可能なアドバイスをくれる
例えば、「社交の場に参加するときは前もって準備する」というアドバイス。
一見、話す内容とかをメモしておくとか?などと考えましたが、
著者の意図は「できるだけスムーズに早く帰るための準備」だそう。
事前にその後用事があることを主催者に伝えたりすることで早く帰る口実が作れる。
なるほど、人間関係を壊さず、何より自分を守るために準備することが大事なのですね。
自分を受け入れたうえで、どのように行動すれば、
生きづらさを回避して生きていけるかが具体的に書いてあります。
まとめ
『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』は、
もしかしてHSPかも…?と思ったらまず読んでほしい本です。
自分が生きづらかった理由、
周りの人の反応が気になる理由、
これからどのように行動していけばよいか、
全部、この本で分かります。
以上、今日は生きづらい、人間関係に疲れる、、
といった私の体験から選んだ一冊でした!
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